Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬98

あらすじ
2人でバイクに乗って

楓のZX-4RRが前、綾音のJog125が後ろで山道へと入っていった。
右に曲がる50Rくらいのカーブがあって、
楓が十分に減速していくと、
右に綾音が並んだ。
綾音は左の人差し指と中指の2本でリアブレーキを掛け、
そのままリアタイアを左に流した。
そして右も2本指でフロントブレーキを軽く掛け、
ブレーキングドリフトで楓を抜いていった。
「おいおい、いくら軽量級だからってコーナー速すぎ」
その後は終始綾音ペースで山頂まで登っていった。
山頂にて
楓が2本の缶コーヒーを持って来て綾音に一本渡した。
「それにしても綾ちゃん凄いね。何かやってたの?」
「え?えーと。剣道と、英会話と・・・」
(相変わらずの天然だなぁ)
「そうじゃなくって、さっきのバイクテク」
「あーバイクね。マウンテンバイクとかやってたよ」
「エンジン付きは初めてなんだよね?」
「そうそう」
クラッチ付きではさっきのやらない方が良いよ」
「そうなの?」
「4ストではね」
「ふーん。やったらどうなるの?」
「多分こける」
「2ストは?」
「多分大丈夫。でも新車は無い」
「ははーん。2ストねぇ。目をつけてたのあるんだよねぇ」
「まさか!?」
「そのまさか、MSR50よ。Oファクトリーだったよね。早速セカンドバイクが出来るとは」


つづく