Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬97

あらすじ
在る休日の早朝

楓がベッドで寝ているとスマホが鳴った。
「何だろこんな朝早くから」
相手の名前を見てみると綾音だった。
「もしもし。どうしたの?」
「窓から外の道路を覗いてみて。今すぐ」
「ちょっと待ってね」
スマホを切るとそのまま又寝てしまった。
5分後。又掛かってきた。
「もしもし。寝てたんでしょ!」
「あ、ごめん。次こそ見る」
寝ぼけ眼のままベッドから起き上がり、
窓を開けた。
赤いJog125に乗った綾音がいた。
「これ買ったの!どう?似合ってる?」
「可愛くてぴったりだよ」
「これからどう?」
「これから?ちょっと待ってて」
一旦窓を閉めて手早く着替えると玄関に出た。
「バイクそこに駐めて一旦家に入って」
「お邪魔します」
雪「あらいらっしゃい。綾音ちゃんが1人で来るなんて珍しいわね」
楓「バイク買ったんだって」
雪「へぇこれからどっか行くの?私も付いていこうかしら」
綾音「ぇぇっと。折角なので2人が良いです」
雪「冗談よ。楽しんでらっしゃい」


つづく

Jog125