Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその41

あらすじ
自分の出自を語るお菊

「それで、毎晩化けて出てたらあなた達と同じ陰陽師?を呼ばれて」
「封じられたんだね。それでどうやってこの世に戻って来たの?」
「それはこの玉藻さんが・・・」
「わらわがこの可哀相なお菊を井戸の中から出してやったのじゃ」
成程ね。
「じゃぁ僕たち2人して君たち2人とももう1回封じようか」
「やだ!やっとこの世に戻って来たのに!」
「わらわも封じられるのは御免じゃ。お菊逃げるぞ」
妖怪2人はカラオケボックスから逃げ出した。
「兄さん。カラオケ代払っとくから追って」
几帳面な胡桃である。
「えー2名様ですね」
勘定に入ってるのは人間だけだった。
そして兄に追いついた。
「妖怪どもは?」
「30m前を西に向かっている。胡桃、先回りしてくれ」
「了解」
その頃妖怪どもは。
玉藻「奴らあっちに行ったの」
お菊「私の打ったデコイに見事に引き付けられましたね」
西に向かっているのはお菊の三角頭巾で、妖怪2人は身を潜めていた。
「よし、今じゃ。北に向かうぞえ」
そして先回りした胡桃が。
「兄さん。こっちに向かってるのは三角頭巾だけだ」
「何?奴らどこに行った」
「探索。。。奴ら北の方に向かってるよ」
「でかした、胡桃。北に向かう」
「僕も追うよ」


つづく

少女ロマンス・スプリングその40

あらすじ
そこにお菊が現れて、妖怪ダブルデート。

「今晩は~。お菊ですよ」
「軽い幽霊だな」
現れたお菊はすらっとした長身に白い左前という、
一目見て幽霊とわかる格好をしていた。
ただ、端正な顔立ちをしていて、
玉藻と変わらず可愛らしかった。
胡桃「妖怪じゃなければ・・・」
玉藻「むむ、わらわというものがありながら!」
玉藻は焼いた。
場所を変えてカラオケボックス

「聞いてください。藩主様ったら酷いんです」
「聞こうじゃないか」
「えっとね。10枚組の皿があったんですけど、
その内6枚割っちゃったら井戸に放り込まれちゃったんです」
「割りすぎ!」
「そりゃあ放り込まれる」
「それでね、毎日化けて出て、
1枚、
2枚、
3枚、
お4枚。」
「・・・」
「・・・何それ。。。ネタ?」
「ネタじゃない!10枚のうち6枚割っちゃったから残りが4枚で」
「ネタを解説し始めちゃったよ」
「痛いな」


つづく

少女ロマンス・スプリングその39

あらすじ
祝日の駅前

玉藻を探す胡桃。
しかし捜索は難航した。
それどころか、
「あれ?胡桃ではないか」
隆史がいた。
何て都合の悪い。
「どうしたんだ?何か困ったことでもあるのか?」
あなたの存在が困ってるんです。
とは言えず。
正直に話すことにした。
「何?玉藻を探しているだと?」
隆史の顔がパッと明るくなった。
どうせろくなことを考えていない。
「兄さん。もう玉藻と関わるのはよしたら?」
「う、、、」
しかし厄介事は向こうからやって来た。
陰陽師兄弟ではないか」
玉藻だ。
「そうか。3pがしたいのか。。。わらわなら何時でも」
「お断りだ!」
「そうか。冗談なのに。今日は幽霊のお菊と待ち合わせしてての。どうじゃ、一緒に来ぬか?」
また妖怪が増えたのか・・・
只でさえ手を焼いているのに。
「幽霊じゃこの時間には早いんじゃないか?」
現在昼の1時だ。
「19時まで6時間待ちじゃの。だからその間に3pを。て止めて冗談だから」
「仕方ない。時間を飛ばすか」
「陰雷。6連」
6発の雷が落ちて、時間が19時になった。
「何でもありじゃの」


つづく

少女ロマンス・スプリングその38

あらすじ
陰陽師兄弟を歯牙にかけた妖狐玉藻

「紅葉さん。あなたと言う人がありながら僕は」
胡桃は紅葉とのデートを玉藻に邪魔されて、しかも玉藻に手を出してしまった。
「いくら玉藻の妖力に魅了されたとは言え、、、修行が足りん!」
しかもその秘め事を自分自身全く覚えていない。
「わらわを激しく抱いて(玉藻!玉藻!)と叫んでおったぞ」
などと玉藻は言っていたが本当なのだろうか?
「確かに可愛い姿をしているかも知れないけれど、所詮化け狐だし」
と、そこで思い出した。
「そう言えば、楓君の元カノにそっくりだと」
行方不明の楓の元カノ桜子に憑依したのが今の玉藻ならば、、、
「しかし今の楓君にはもう新恋人がいるのだし、ややこしいことにならなければ良いが」
しかしやらなければ。。。
「余計な事は考えないでおこう。今出来ることをやるだけだ」
取り敢えず就寝した。

翌日。
その日は祝日だった。
さて、玉藻は祝日にどこに居るのだろう。
基本陰陽師は何でも出来る。
精神力のある限りは。
そこで術式の探索を使ってみた。
何もない所で探索を使うより、
何か種があった方が探索しやすい。
そこで昨日玉藻と寝た時にこっそりと入手しておいた陰毛を使った。
玉藻の行き先が脳内にイメージされる。
玉藻は駅前に居た。
「駅に向かうか」
胡桃は一人で駅に向かった。


つづく

少女ロマンス・スプリングその37

あらすじ
紅葉を帰して玉藻の相手をする胡桃

玉藻「さぁ、今度はわらわの番じゃ。胡桃」
胡桃「わらわの番って言っても相手なんてしないからな」
玉藻「わらわものどぐろが食べたい!」
胡桃「自分の尻尾でも食っとけ」
玉藻「尻尾集合!」
玉藻の周りに切り離してあった尻尾が戻って来た。
そして玉藻と合体した。
玉藻は全ての妖力を取り戻した。
そしてそれは玉藻の魅力をも高めた。
胡桃「う、眩しい」
玉藻の方から神々しい魔力が溢れ出て来た。
胡桃「吸い寄せられる・・・」
胡桃は力なく玉藻の方に自ら歩いて行った。
そして玉藻の胸に顔を埋めた。
「おうおう。可愛いのぅ胡桃」
玉藻は胡桃に対して母性を感じた。

気づいた時にはベッドの上だった。
胡桃「は?あれ?ここどこ?」
隣を見ると裸の玉藻が寝ていた。
自分を見ても裸だった。
「う、、、いつの間に」
玉藻「気づいたか?さっきは激しかったぞよ」
胡桃「魔の術で僕を翻弄したな!卑怯だぞ」
玉藻「その割にはわらわを抱いて(玉藻!玉藻!)と叫んでおったぞ」
胡桃は少し恥ずかしくなった。
そして服を着だした。
玉藻「まだ時間はあるぞよ。そう急いで帰らなくとも」
その玉藻を振り払うように、
「うるさい!僕は帰る」
そして部屋を出て行った。
「まぁ今晩はこれで良しとするか」
玉藻の計画は始まったばかりだ。


つづく

少女ロマンス・スプリングその36

あらすじ
流れて来たのどぐろに玉藻の気配を感じて身構える胡桃

(どこだ?どこにいるんだ玉藻)
胡桃「結格捜索術」
胡桃が唱えると真後ろに玉藻の気配を感じた。
胡桃は自分の後ろの席に集中し、
「陰雷」と術名を唱えた。
スパーン!他の人間には聞こえない雷が落ちた。
紅葉「どうしたの?何があったの?」
うろたえる紅葉に胡桃は
「大丈夫。すぐに終わらせますので」
と言って慰めた。
そして胡桃が真後ろの席に行くと、
そこには尻尾が置いてあった。
「しまった。分身の術か」
紅葉も来てこちらを見ていた。
「今日は帰りましょうか」
「はい」
「送っていきます」
「はい。ありがとう」
道中、今日の出来事とか次の約束とか交わしながら歩いた。
駅に着いた。
「ここで良いわ。ありがとう」
「またね」
「はい。また」
何とか次の約束に繋げられたようだ。
そして、
「玉藻。出てこい。何が狙いだ」
「ききき。気づいておったか。わらわの狙いはずばり!君だよ」


つづく

少女ロマンス・スプリングその35

あらすじ
寿司屋に着いた2人(と上からトンビがごとく狙う玉藻)

「テーブル。2人」
予約機に注文して、5分と待たずに呼び出しが掛った。

「行きましょう」
胡桃が紅葉を促す。
C-7席だった。
「早く来たお陰ですぐに食べれますね」
「私、のどぐろが食べたい。あるかしら?」
などと談笑しながら楽しく食べた。

C-8席に、玉藻と分身がいた。
「むむむ。わらわと言うものがありながら」
あるのかどうか分からないが、
兎に角嫉妬しているようだ。

「ほれ、のどぐろじゃ。ききき」
玉藻が葉っぱで作ったのどぐろが紅葉を目掛けてまっしぐら。

「あら、来たわ」
「ちょっと待って」
胡桃が取った。
「どうしたの?食べたかったの?」
「いや、これは・・・」
胡桃が玉藻が近くにいることに気づいた。
「大事件にならなければ良いが」


つづく