Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその26

あらすじ
ホテルに着いた2人

「ほれ、さっさとチェックインせぬか」
玉藻がせかす。
「分かったよ。分かったから押すな」
隆史はチェックし、
フロントを発つ。
テルマンが付いてきて、
「ここです。304号室です。ごゆっくりどうぞ」
と言って帰っていった。
「あのホテルマン、わらわたちを見てどう思ったのかな?新婚さんとか?」
「ぶーーっ」
隆史が思わず吹く。
「しょうもない冗談は良いから早く部屋に入ろう」
2人が部屋に入って玉藻がドアの鍵を閉めた。
そして帯をほどいた。
「ちょっと帯持って引っ張ってみて」
と言うので
「こうか?」
と隆史も素直に応じたら、
「あーれー。おやめ下さいませあーれー」
と言いつつくるくる回り出した。
隆史はあきれ気味に
「どこでそんなの覚えてくるんだ?」
と聞いたら
「テレビの時代劇でやってたぞよ」
と言った。


つづく