あらすじ
浮気現場が見つかって大変
楓がOファクトリーの裏にバイクを停めて中を窺うと、
店員と綾音がいちゃついていた。
声を掛けてはいけない気がして暫く見ていると、
2人はディープキスをした。
信じられなかった。
綾音は自分のものだと思っていたのに。
まさか店員とあんな仲になっていたとは。
しかし自分は人の事を言えただろうか。
桜子がいなくなった後麻雀部のお姉さま方にお相手いただき、
綾音という娘がいたのに雪とねんごろになり、、、
「・・・」
楓は黙ってその場を去った。
そして冬の海に向かって走っていった。
海についた頃には夜になっていた。
暫く潮の音を聞いてから、
家へ向かった。
家へ帰ると湯上りの雪がいた。
何も言わずに抱きしめた。
「辛いことがあったのね」
雪は何も言わずになすが儘にした。
暫くすると楓は何も言わずに雪を解放した。
そして自分の部屋へと入っていった。
「態度をはっきりしないとな」
そして綾音にJINEした。
（楓です。明日会えないか）
既読は付かなかった。
この間が楓には辛かった。
1時間半程してようやく返事があった。
（了解）
つづく
