Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬110

あらすじ
一晩が経ち

放課後、楓はZX-4RRで綾音の家に向かった。
綾音は家にいた。
「上がって」
2人は綾音の部屋に上がった。
「昨日Oファクトリーに来てたよね」
「気付いてたのか」
「御免。他に言う事は無いよ」
「認めるのか?」
「・・・認める」
楓は綾音が余りにもあっさりしている事に驚いた。
それとともに綾音の気持ちもはっきりと伝わってきた。
「店員のことが好きなんだな」
「違うの!そう言うのじゃなくて」
「どう違うんだよ」
「どうと言われても・・・」
綾音は返答に困った。
「好きなのは勿論楓君だよ」
「じゃぁ店員は何なんだよ」
「あれは単なる身体の関係で」
「信じられない!」
楓は部屋を後にしようとした。
「待って!」
綾音は後ろから楓に抱きついた。
「あなたが好きなの。もうあのバイトもやめる」
「そこまで言うなら」


つづく