Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬31

あらすじ
ライダーグッズ「SKY」

桜子と楓は折角なのでCBRで2人乗りして店に行った。
歩いて行ける近さなのだが、どうせならバイクを見せつける意味も含めてそうした。
バイクを降りて桜子がメットを脱ぐと、
一瞬其処いら中の男共の視線が向いたような気がした。
勿論本人も自覚している。
何せ”自称”美人女子高生なのだから。
ところがそれを意に介さないように2人して自然に店内に入っていった。

店内は意外と広かった。
左右に100m。奥が30m位だろうか。
正面の手前にジャケット類が置いてあった。
桜子「これどう?」
”ダイネーゼ”
サイズも合いそうだ。
色は赤白だった。
「どれどれ値段は」
34800円 -30%のシールが貼ってあった。
「3万弱はしそうね」
ダイネーゼは諦めて奥のレインコートを探した。
「これはどう?」
ホンダのチェック柄のがあった。
値段は、、、
8000円だった。
黄黒のチェックだった。
「目立たないかなぁ?」
「目立つくらいで丁度良いのよ」
桜子の謎理屈で押しに負けた。
「これにするか」
決めた。

「ついでだからメットも買い直せば?」
「メットは高いよ」
どうせ5万とか、、、8万!最近の物価高は異常だ。
「また今度にするよ」
バイトせねば。。。
(また無理言ってあのバイトさせて貰おうかな)


つづく