Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその24

あらすじ
居酒屋にて

隆史「ほっけ頂戴」
店員「はーい。ほっけ一丁」
隆史と玉藻と2人で居酒屋に居た。
隆史は生ビール。
玉藻はチューハイを飲んでいる。
「支払いはわらわに任せて良いからどんどん食えどんどん飲め」
「お金持ってるの?」
「心配するな。ほれ」
玉藻はチラリと胸元を覗かせる。
其処には何枚もの札束が入っていた。
玉藻「枝豆おくれ」
店員「枝豆一丁」
隆史(どうせ葉っぱのお金だろうがそんな物使わせていいのだろうか?)
そう思いながらこの後に待ち受ける2人のひめゴトに頭がまわる。
玉藻「やだ!隆史ちゃんったら真剣な顔してる!」
そう言われて隆史は自分の考えが読まれたような気がした。
「な、何も考えてなどないぞ」
「嘘ー。何か真剣に考えてたんでしょ?飲み代の事?それとも仕事の事?」
まさかこの後の2人の事などとは言えず、
逆にそう言われなかった事に安堵した。

2時間後。
「うぃーひっく。もう飲めない。もう食えない」
「もう何してるのよー。そんなので今宵の夜伽は務まるのか?」
2人の飲み会は終焉していた。
「こうなったら・・・」
玉藻は平気な顔して隆史を抱え、
タクシーを呼んだ。
「王子ホテルまで」


つづく