Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬30

あらすじ
事故を起こしつつも桜子の家まで辿り着いた楓

桜子「どうしたの?その右腕。レインコートが破れてるじゃないの」
楓「それが途中で派手に転んじゃって」
桜子「まぁ大丈夫?とにかく上がって。部屋に。ママー今日はお菓子要らない」
母「分かったわ。楓君いらっしゃい」


楓「それで姉ちゃんがさ、高速に行きたいからPCX160欲しいとか言い出して」
桜子「うん」
楓「それでどうせそれ買うならレブルが良いんじゃ無いの?って言ったらどう言ったと思う?」
桜子「どう言ったの?」
楓「私の事短足って思ってるんでしょ!ってまぁ当たってるんだけどね」
桜子「楓さぁ」
楓「何?」
桜子「ほんと雪さんの事好きね」
楓「え?え?何言い出すの?好きなのは桜子に決まってるじゃん」
桜子「そこは即答でしょ。何うろたえてんのよ」
桜子「で、例のあれは?持ってきてくれたんでしょ?」
楓「ああ、持ってきたよ。はい、じゃがポテ」
桜子「ありがと、くぅ~これのために生きてるわぁ」

桜子「じゃぁ新しいコート買いに行かなくっちゃね」
楓「今から?」
桜子「今から」
楓「何処に?」
桜子「これ見て」
桜子はチラシを見せた。
家の直ぐ近くにライダーグッズ専門店が出来たんだって。


つづく