Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその22

あらすじ
歩む玉藻。追う隆史。

玉藻はいつもと変わらず大学に向かって歩いていた。
実は玉藻は大学生ではない。
ただ暇つぶしに大学内をウロウロしに行っているだけだった。
後を隆史がつける。
「ネズミ一匹ついてきてるの。この気は、隆史か」
玉藻にはまるわかりだった。
しかし気づかないふりをして進む。
途中一台のタクシーが止まっていた。
玉藻は乗り込む。
「東京都大学まで」
タクシーは発車した。
隆史「く、面倒な」
仕方なく呪術を使うことにした。
隆史の身体が浮かぶ。
タクシーの後ろを浮かんでつけた。
大学に着いた。
玉藻は葉っぱのお金を払って降りた。
「さて、今日はどうしようかのぅ」
其処を目ざとく一也が見つけた。
そして走ってきた。
「玉藻さーん。今日も遊びませんか?」
「またコンピュータゲームか?たまには双六でもしたいのぅ」
「双六・・・ですか。あ、そうだ。人生ゲームがありますよ。みんなでしましょう」
「聞いたことはないがそれでいいぞよ」


つづく