Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬32

楓の母の弟、つまり叔父さんが雀荘を経営していて、
そこのヘルプを楓が無理を言ってやらせて貰っていた。
高校生としては破格の日給1万なので、一週間でメット代にはなるだろう。

「よろしく頼むよ。楓君」
まずは開店前の店の掃除。
それから自動卓の準備。
椅子をセットして、
コーヒーを作って。
ご飯を炊いて(カレー用)
シャッターを開けて
お客を待つ。

ヘルプには他にベテランの秀一と、女性の愛子がいた。
2人とも仕事が出来る上に腕前も確かで、
3麻で打っても勝ったためしがない。
その内2人3人と客がやって来た。
時間が経つとその内、
「カレーライス頂戴」
とか
「コーヒー頂戴」
と注文が来るので、テキパキ渡す。

そして
「ちょっとトイレ行くからヘルプ入って」
そこで楓が入る事にした。
東西の風だった。
あくまでヘルプなので出来るだけ上がらず、振り込まずでやっていきたかったが、
タンヤオ平和1シャンテンまで辿り着いた。
そして2-5-8索で張った。
そこで丁度客が帰ってきたので、
「暖めておきましたよ」
と言って席を譲った。


つづく