Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬38

あらすじ
京香とは未遂に終わった楓

「うう、やっとけば良かった」
そう言いながら男子高校生の日課とも言える
ティッシュのゴミ箱詰めを作っていった。

「あぁー雪姉さえ邪魔しなければなぁ」
と自分の計画性のなさを人のせいにして
恨めいていた。

「ちょっと桜子の声でも聞いてみるか」
呼び出し音2回で出た。

桜子「もしもし、どうしたの?元気なさそうだけど」
楓「いや、何でも無いんだ。前が残念すぎて」
桜子「今度は私んちに来なよ。空いてる日探しとくから」
楓「ほんとに?期待して良い?」
桜子「大丈夫だよ。今度こそ・・・」
楓「今度こそ、、、ね」
2人とも電話越しに妙に覚悟を決めた。

翌日
「楓、次の日曜行けそうだよ」
隣の机から桜子が手紙を回してきた。
「ok」
楓は左手でokマークを作って見せた。


つづく