あらすじ
その日の晩。電話で
「で、どうだった?彼。美味しかった?」
「うーんまぁ。美味しかったかどうかはともかく、やる事やっちゃったわね」
「で、この後どうするって?」
「たまには合うって」
「そんな事言ってたの?まぁ良いわ。彼の事は私達で共有する約束だしね。こっそりと」
「そうね。こっそりとね」
何を隠そう2人は雪と京香だった。
話は浩助と雪の結婚式後まで遡る。
雪「貰っちゃうねって言ったものの元々京香のものだったわね」
京香「ねぇ雪。この後彼の事貸してくれない?」
雪「え?貸すって・・・」
京香「ちょっとだけ、ちょっとだけで良いから」
雪「うーん。困ったわねぇ。まぁ良いか。迷い猫だと思って可愛がってあげて」
京香「あと、希望と紅葉も興味ありげだった」
雪「え???そうなの?彼持つかしら 笑」
と言うわけで浩助は部の種馬ならぬ種猫になってしまったのであった。
知らぬは亭主ばかりなり。
つづく