Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬14

あらすじ
浩助と雪が改まった話があると皆を部室に呼び

浩助「僕たち」
雪「私たち」
2人「学生結婚する事にしました」
皆「えーーー!!!」
京香「ぇ*@”$!!!」
雪(じゃぁ私が貰っちゃうね)

京香の脳裏に昔雪に言われた言葉が思い出された。
それにしてもそんなに事が進んでいるとは。

2人「でもそれ以外の事はなに1つ変わりません。同居もしません」
希望「同居しないの?籍入れるだけ?」
2人「そうです。同居は就職してお金が入って来てから考えるつもりです」
紅葉「それにしてもなんでいきなり」
浩助「それは雪のたっての願いで」
雪「浩助に責任感を持って貰うためにです」
一也「で、式とかは挙げるの?」
2人「当然お金がないので挙げません」
一也「だわな」

京香(皆私を置いて行っちゃう。雪も、浩助も。私はどうしたら良いの?)

2人「でも皆の前で似たような事はしておこうと思って。これを」
2人は互いの指輪を取り出した。

2人「これを指輪交換して誓いのキスを」
京香「!」

京香は目を背けた。
そしてそれらの儀式を一切見なかった。
京香にとって拷問のような時間が過ぎ、皆帰った。

雪と京香だけが残った。
雪「御免ね。京香に何も相談せずに決めちゃって」
京香「良いのよ。浩助を振ったのは私だもん」
雪「・・・」
京香「これからも友達で居ましょうね」
雪「うん」


つづく