あらすじ
本体で麻雀部で楽しみ、分身で2人の陰陽師を相手する玉藻
玉藻「これ以上邪魔するなら容赦はせん。暫く黙っていてもらう」
隆史「お前のお陰で我が一族は!!」
胡桃「待って。兄さん」
隆史「止めるな。こいつだけは、こいつだけは」
胡桃「違うんだ。これ、前世と心が入れ替わってる」
隆史「なんだって?」
胡桃「前生まれ変わった時に性格が浄化されたみたいだよ」
隆史「どこでそれが分かった?」
胡桃「匂い」
隆史「匂い?」
胡桃「清らかな風の匂いがする」
隆史「しかし放っておいて大丈夫なのか?」
胡桃「多分今は人に害をなす存在ではないかと」
玉藻「よく分かっておるの。今は人は喰わん。油揚げで十分じゃ」
その頃麻雀部部室では
「こんここん」
「はーい。どうぞ入って」
浩助「玉藻さん!」
一也「来てくれたんだ」
玉藻(本体)「折角だからもう少し学生生活を楽しもうかと思っての」
浩助「そうなんだ!嬉しいなぁ」
一也「今日も打つ?」
玉藻「いや、今日は芸夢というものをやらせて貰おうかと思っての」
浩助(?芸夢?。あ、ゲームの事か)「どうぞどうぞ。新旧取り揃えておりますよ」
つづく