Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその11

あらすじ
本体で麻雀部で楽しみ、分身で2人の陰陽師を相手する玉藻

玉藻「これ以上邪魔するなら容赦はせん。暫く黙っていてもらう」
隆史「お前のお陰で我が一族は!!」
胡桃「待って。兄さん」
隆史「止めるな。こいつだけは、こいつだけは」
胡桃「違うんだ。これ、前世と心が入れ替わってる」
隆史「なんだって?」
胡桃「前生まれ変わった時に性格が浄化されたみたいだよ」
隆史「どこでそれが分かった?」
胡桃「匂い」
隆史「匂い?」
胡桃「清らかな風の匂いがする」
隆史「しかし放っておいて大丈夫なのか?」
胡桃「多分今は人に害をなす存在ではないかと」

玉藻「よく分かっておるの。今は人は喰わん。油揚げで十分じゃ」


その頃麻雀部部室では
「こんここん」
「はーい。どうぞ入って」
浩助「玉藻さん!」
一也「来てくれたんだ」
玉藻(本体)「折角だからもう少し学生生活を楽しもうかと思っての」
浩助「そうなんだ!嬉しいなぁ」
一也「今日も打つ?」
玉藻「いや、今日は芸夢というものをやらせて貰おうかと思っての」
浩助(?芸夢?。あ、ゲームの事か)「どうぞどうぞ。新旧取り揃えておりますよ」


つづく

玉藻2