Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその6

あらすじ
ワインを飲んだ翌日。大学にて

浩助「今日は天気も良いし新入部員を誘おうと思うんだ」
希望「良いねぇ。手伝うわよ。ねぇ紅葉」
紅葉「良いわよ。じゃぁ希望と私はあっちで」
2人は校舎の方に向かっていった。
浩助「じゃぁ僕たちは校門の方で」
一也「任せとけ」
するともの凄く胡散臭いがもの凄く美人な娘がやって来た。
「う、胡散臭い。でも声を掛けずにいられない」
浩助「き、君の名は」
するとその美女は
「ぬ?わらわか?たまものまえじゃ。玉藻と呼んでくれ」
一也「玉藻さん、ゲームに興味はありませんか?」
玉藻「ゲーム?ゲームとは何ぞや?」
浩助「待て一也。僕が説明する。要するにうちの麻雀部ではありとあらゆるゲームを取り揃えており」
一也「要するに遊び放題!」
玉藻「ふーん。でも麻雀ならやったことあるぞ。1000年位前に」
2人「(1000年前?)それなら兎に角部室に来て下さい!」
玉藻「良いじゃろう。丁度暇してたところじゃ」
そうして3人で部室に来た。
浩助「一回3人で麻雀してみましょう」
一也「そうそう。練習がてら」
玉藻「おうおう。1000年前と変わらぬ絵柄じゃのぅ。要するにこれを3つずつ集めれば良いんじゃろ」
一也「そうです。チーはなしで」
玉藻「チーは無しなんじゃな。ポン」
そう言って玉藻は手の中にある暗刻の中を晒した。
一也「それはポンしなくて良いんですよ。でも聴牌すれば何時でも上がれますね」
すると浩助の対面に居た玉藻がポンと浩助の脚を蹴った。
「え?」
玉藻の方を見るとこちらを見てニコニコしていた。


つづく