Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬86

あらすじ
'88NSRロスマンズで小百合のFDに勝った雪

小百合「雪!あんただったの?」
雪「いくらあんたのFDでもこいつには勝てなかったようね」
雪はタンクをポンポンと叩いた。
雪「それで、どうするの?マシンを換えて私と勝負する?」
小百合「良いの?いくらなんでも私に'88を運転させて」
雪「良いわよ。一つ忠告しとく。結構乗りにくいから」
小百合「良いわね。じゃぁ交換よ」
2人はマシンを交換した。
雪「ここから下道だけで東京駅まで先に着いた方が勝ちとしましょう」
小百合「了解」
雪「前の信号が青に変わったらスタートね」
小百合「了解」
青、スタートした。
僅かに雪のFDが先行した。
小百合「何このピーキーなエンジンは」
しかも何かカブりかけている。
小百合「雪!あいつ。さっきのオイルと言い私を嵌めたなぁ」


結局5分差で勝負が付いた。
何とか追いついた小百合に雪は右人差し指で
「トントントン」
と頭を叩いて見せた。

小百合「仕方無い。そのFDはあんたの物よ」
雪「要らないわよ。こんなポンコツ。それより弟と・・・」
小百合「えー!」


つづく