Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬64

あらすじ
陰陽師(?)と雪

雪「さっきの手は何なの?」
隆史「妖気の物」
胡桃「いわゆる妖怪?」
雪「何でそんな物が私に」
隆史「性的な物が感じられた」
胡桃「心当たりない?そういう物に」
雪「でも私結婚したばかりだし」
雪は少し嘘をついた。
弟との事まで触れられたくなかったからだ。
雪(と言う事は、あの手は楓の気?)
雪「ちょっと用を思い出した。又ね」
雪は少し離れた所まで歩いてから楓に電話を掛けた。
その頃楓は。
「うーん。姉ちゃん。むにゃむにゃ」
ぺこぺこぺぺん。
「うーん。誰だ。姉ちゃん!ナイスタイミング。もしもし」
「もしもし。あんた今何してた?」
「寝てた」
「どーせ私の夢見てたのね」
「なんで分かるの?両思い??」
「あんた馬鹿?私はもう他人のお嫁さんなのよ。その前に姉弟だし」
「そんな連れない事言わないでよー。夢くらい見させてよー」
「夢で済んでないの」
隆史「貴方が雪さんの弟の楓さんですね」
雪「わ!どっから聞いてたの?」
胡桃「もしもし。あんた今何してた?のあたりから」
雪「最初っからじゃないの!」
楓「え?何々?何か大事になってる?」
隆史「今から雪さんと其方に向かいます。そこを動かないように」


つづく