あらすじ
楓と希望の下道ツーリング
テアトルTOKIO駐輪場にて
「貴方のCBRの方が私のGLOMより速いのは分かるけど、私の後に付いてきて」
「分かりました」
そう言うと希望はウィンカーを出してゆっくりと発進していった。
続いて楓も着いて行った。
10分ほど走ると、街から郊外に出て行くのが分かった。
「あれ？この道は？」
更に走ると大きなトンネルがあった。
前のGLOMがポンピングブレーキを行ったので、
楓もゆっくりブレーキを掛けた。
トンネルに入った瞬間は一瞬視界が消えて怖かった。
トンネルから出る時は逆に眩しかったため前のGLOMが上手くブレーキしてくれた。
そこから5分ほど進むと、「やんちゃなことり」と看板があって、
近付くと希望がウィンカーを左に出した。
自然に楓もウィンカーを出した。
2時間後、2人は元来た道を引き返して街に戻っていった。
つづく
