Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬54

あらすじ
4股がばれた日後の日常

ぱったりとお姉様がたからの連絡が途絶えた。
「次の恋でもしてりゃ辛くないのに」
正しく歌の通りで桜子の居なくなった穴を埋めていたお姉様方は、
桜子以上に楓の心の一部となっていた。
「辛い・・・」
最後に寝た京香の事を思い出しながらZX-4RRに乗ってみた。
道を軽く飛ばしてみると行き交うライダー達の視線が痛い。
それどころか普通の車を運転している者や歩行者等も結構見てくる。
「やっぱ目立つなぁこれ」

それともう1つ。
新しい上衣も買った。
その色のコントラストが更に楓を目立たしているのだ。

居なくなった桜子の顔が目前に浮かび上がる。
家に着いた。
玄関を開けると誰も居なかった。
何気に風呂場を覗くと誰かが全裸で倒れていた。
「姉ちゃん!」
それは雪だった。
「姉ちゃん。。。姉ちゃん」
思わず姉の身体を堪能してしまった。
「う、うーん」
雪が呻く。
「姉ちゃん、、、やっちゃったよ」
「え?あんた?まさか」
「そのまさか」
「信じられない」
2人は過ちを起こしてしまった。


つづく