Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬16

あらすじ
京香の運転する400ccのバイクに乗りどこかへ連れて行かれる浩助

HOTEL モーテル」
そう書いてある看板を潜った気がした。
駐車場でバイクが止まった。
「一緒に来てくれるよね?」
「待て。僕には雪が」
「女に恥を掻かせるつもり?」
そう言った京香の目には薄ら涙が見えた気がした。
「京香・・・」

 

一時間後。2人はホテルの一室でともに寝た。
「たまにはね。たまにで良いの。こうやって2人で会えたら・・・」
「駄目だよ京香。もう僕は他人の物なんだよ」
「しつこくは求めないから。たまにで良いから」
「たまに・・・ね。たまーーーにでいいなら」
「浩助!」
「京香・・・」

そのまままた都会の夜に沈んでいった。


つづく