Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス15

あらすじ
浩助の携帯に非通知で掛かってきた電話

浩助「誰だろ。気味悪いな。留守電にしよ」
ところが留守電になった途端5秒ほどで無言で切れた。

そしてまた5分後。
「ぺこぺこぺぺんぺこぺこぺぺん」
浩助「またか。留守電」
「ただ今留守にしております」
「・・・プツ」

そしてまた5分後。
「ぺこぺこぺぺんぺこぺこぺぺん」
「ガチャ。誰だこの野郎。いい加減にしやがれ」
「・・・京香です。学食隣の文具屋で待ってます。何時までも待ってます。プツ」
一方的に話されて一方的に切られた。

だが仕方無いので行く事にした。
京香はルーズリーフを見ていた。

「京香」
「浩助。付いてきて」
行った先は駐輪場だった。
そこには400ccのバイクが置いてあり、ヘルメットも2つ掛かってあった。
まるでその先を示すように。
京香はやおら跨がりヘルメットを被った。
「乗って」
それだけ言い浩助を待った。
浩助もヘルメットを被って後ろに乗った。

2人の行き先は一つ。。。


つづく