Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンスサマー14

あらすじ
聡子とキスをした一也。


「見事に奪われた。。。僕の初キッス」
「え?初めてだったの?」
(やった!これで彼の思い出に残るわ!)

「じゃぁ。。。ついでに良いことしない?」
「いえ、ちょっと金欠でホテル代が払えません」
「私の家に来なさい!! 笑」
「でも僕自信ないし。。。満足させられるかとか・・・」
「考えすぎ!エロビデオの見過ぎじゃないの?私はあなたとならどうなったって良いのよ」


気まずい沈黙が流れた。

「本当に良いんですか?こんな僕でも」
「勿論。じゃぁちょっと待ってね」

聡子はスマホを取り出し「GOTO」アプリを立ち上げた。
「えーと空蝉公園っと。入力完了。3分で来るわ」
「でも、聡子さん。仕事は?そんな格好してるけど」

言われて聡子はOL風の格好をしていることに気が付いた。
「あー良いの良いの。家に帰るから。仕事もほぼ終わってたしね」
聡子は咄嗟に嘘をついた。
まだ少し残ってたけど、「ど真ん中」の男が相手じゃどうでも良いことだった。


(仁美、ごめんね。あと少し残った仕事やっといて)


つづく