Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその16

あらすじ
その頃麻雀部では

雪「ダメよ!あの子はダメ!絶対何か企んでる」
雪の声が響いた。
希望「なんか麻雀部男子の弱そうなところを狙ってるよね」
希望が突っ込む。

一也「いや、あの娘はいい娘だよ。信じて」
紅葉「騙されてるのよ。多分ね」

浩助「ちょっと待って皆。まだ今年度は玉藻さん1人なんだよ」
一也「そうだよ。もうちょっとで居着いてくれそうなのに」
男子は推す。

そこに京香が入ってきた。
「玉藻ちゃんはいい子よ!」
雪「なんで擁護派に回ってるのよ」
「さっききつねうどん奢ってもらった」
玉藻「者共にも買って来たぞよ。たんと食え」
一緒についてきた玉藻が赤いきつねを配り始めた。
希望「あら、案外気が付くじゃないの。私も貰うわ」
紅葉「私も!」
みな玉藻のペースに引き込まれていく。
雪「ちょっとどうしたの?みんな。たかがカップ麺よ」
京香「カップ麺を笑うものはカップ麺になくってね」
雪「諺みたいに言うな。あーもー見てらんない」
雪は部室から出て行った。
玉藻(何であの女にはわらわの妖術効かんのだろぅ)


つづく

たまもさん