Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬22

あらすじ
後日、雪の部屋で

「で、どう思う?彼の事」
「そうねぇ。物自体は大したことないのよ。ただ、経験を積んでそれなりに成ってきたというか」
「少なくともひぃふぅみぃよぅ。4人は物にしたしね」
「後はどんな餌を与えるかね」
遊郭にでも行かせてみる?キャハハ」
「本命、対抗、コスプレ、巨乳」
「この前なんか巨乳でヒイヒイ言ってたわよ」
「ちょっと待って」


雪が何かに気付き、部屋のドアを開けた。
「気のせいか」

「あわわ。姉ちゃんったら何の話をしてるんだ」
雪の弟の楓だった。

「どうしよう。偉い事小耳に挟んじゃった」
もうちょっと聞こうと思いドアに近付くと、
ドアが開いた。紅葉がいた。
「あら、この子が楓君?雪に似て可愛らしい子ね」
「楓!何してんの!ちょっとこっちに入りなさい」
楓は色っぽいお姉様方に囲まれて借りてきた猫みたいになっていた。
「その高校の制服ひんむいてやろうか」
「や、辞めて下さい。そんなつもりは」
「彼女いるの?」
「居ますが何か?」
「何処まで行ったの?」
「先週映画館まで」
「・・・」
「・・・???」
「キャハハ映画館だって。そんな事聞いてない 笑」
「キスまでです・・・」
「やっぱり分かってて言ってんじゃん。確信犯じゃん」
楓は顔中真っ赤にして拷問に耐えていた。
雪「まー良いわ。ここでお姉ちゃん達が何話してたかは内緒ね。言ったら彼女の事言うからね」
楓「分かったよ」


楓は学生証を見た。
-東京都大学付属高等学校 楓-
「犯人は近くに居た」


つづく