Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬21

あらすじ
浩助が大学前を歩いていると

車道を赤いスポーツカーが走ってきて、
プッとクラクションを鳴らした。
何かと思い見てみると、助手席の窓がスルスルと開いて、
「私よ。紅葉よ」
と言う。

紅葉「ちょっと。乗って来なさいよ」
浩助「そ、その手には乗るもんか」
しかし窓越しに見えるのは紅葉の我が儘ボディーである。
ついつい目が釘付けになってしまう。
紅葉「あなたが何考えてるか、大体分かるよ 笑」
とか言われてしまう。
紅葉「据え膳食わぬは男の恥だよ」
散々からかわれて浩助もその気になった。
ドアノブを掴み開けようとした。あれ?開かない。
紅葉「あ、ごめーん。ロック掛かってた」
わざとらしい。後でひどい目に遭わせてやる。


HOTEL「モーテル」


また此処か。

その頃、ホテルの隣の部屋では京香と希望が張り込んでいた。
京香「同性愛カップルのふりしてまで中入る?」
希望「やる気があるならそれでも良いのよ?」
京香「おえ”」
丁度2人が隣室に入ってきたようだ。
紅葉「此処まで来たからには只では済まないわよ」
浩助(済まないのはお前の方だ)
とか思いながら何時襲いかかってやろうか考えていると、
「ちょっとシャワー浴びてくる」
逃げられてしまった。
ちょっと一息と水を口に含んでいると
「あなたも入る?」
「ブッ」
思わず吹いてしまった。

10分程して
「お待たせ。貴方も入って来たら?」
思わず胸に目が釘付けになる。
「もう。何処見てんのよ」
思わずそのまま抱きついてしまった。
「ちょ、ちょっと。痛いってば」


一時間後。本能のあるがまま動物の形態を取った2人は一息ついていた。
「ふぅー。凄いわね、浩助。結構経験ある?」
結構も何も周りの女ばかり食っている。
「ねぇ」
「何?」
「もしかして皆して僕の事からかってない?」
「え?何?何が?(あたふた)」
「いや、何でも無い」
(ほっ。追求されなくて助かった。計画がばれたら台無しだもんね)


その後車で大学の正門まで送って貰い、そして電車で家に帰った。
母「浩助。雪さんが家に電話くれたわよ。携帯どうしたのよ」
ギク。
「電池切れてたんだ」
「そう」


つづく