Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンスオータム35

あらすじ
新入部員紅葉は腕3運0の可哀想な少女だった

一也「運を上げる方法教えようか?」
紅葉「そんなものあるの?」
一也「参考程度に。順番は大事だよ」
紅葉「順番?」
京香「私も知りたい」

一也「例えば配牌で白發中ってあったとして一枚ずつ切る時は白、發、中と切るとか」
一也「東場の南でオタ風が西と北なら西、北の順に切るとか」
紅葉「何でそんなので運が上がるのよ」
紅葉は訝しげに聞いた。

一也「何でかは知らない。でもどっかのプロが言ってたんだ」
一也「それと歩く時は必ずどちらの足から歩くか決めておいて、
  1234567812345。これはノラクエの竜王の出だしなんだけど、
  頭に入れておくと自然に牌の数(8+5=13)が掴めるように成るよ」

紅葉「そんなの経験無いよ」
一也「経験を麻雀に生かすんだよ」
京香「え?一也経験あるの??」
一也「な、何を藪から棒に」
京香「あるんだ!その反応あるんだ!へぇーいつの間に。ねぇ。何処の誰よ。お姉さんに教えなさいよ」
一也「いいじゃないか。人がどんな経験しようと。京香だってあるんだろ」
京香「あなた!女の子になんてこと言うの?泣いちゃうよ」

いつの間にか修羅場に成ってしまった。
紅葉「やめて二人とも。私が泣いちゃうよ」


つづく