Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンスサマー22

あらすじ
部室に現れた雪

浩助はあっけに取られていた。
目の前の少女は雪と名乗っていたものの眼鏡はしていないし、
髪は肩までしかないし、服も垢抜けたものを着ていた。
それにうっすらナチュラルメイクまでしていた。
ただ聞き覚えのある声は確かに雪だった。

続いて雪は声を発した。
「私今日からこの麻雀研究会に通わせてもらおうと思います。代表者は誰ですか?」
3人は顔を見合わせて、その中から浩助が声を出した。
「一応自分です」
雪が返す。
「私自慢じゃ無いけどお金に余裕はあるので交通費とかは要りません。ただ混ぜて貰えれば」
「交通費は出します。会計はこの一也が務めてます」
「部員が増えるのは嬉しいので喜んで」
「今から準備しますので4人で打ちませんか?」
「有難う御座います。ではちょっと鞄だけ置かせて下さい」


「ところで、、、お金は掛けてるんですか???」
雪の発言に皆が凍り付く。
「い、いや、、、僕たちの麻雀はあくまで競技麻雀であって」
「さっきナシナシでって言ってたじゃないですか。競技は普通アリアリでしょ?怪しいな」
「ちょ!あなたいつからいたの!?」
「貴方達が入って直ぐに扉の前で聞いていて、頃合いを図って入りました」

(3人(この子!出来る!))

 

つづく