Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬67

あらすじ
再び会える事になった希望達と隆史達。但しデートでは無く?

希望「で、電話にね、謎の呼び出し音が入るのよ。非通知で」
紅葉「周りの私達は誰も知らないのよ」
隆史「電話機を見せて貰えますか?」
希望「はい、どうぞ」
希望は携帯を渡した。
隆史(妖気が微塵も感じられない・・・)
隆史「これは僕達の専門外では。探偵か何かに頼んだ方が」
希望「貴方達が唯一頼りなのよ」
隆史「そう言われましても」
胡桃「分かりました。相談に乗ります」
隆史「おい、胡桃」
胡桃はウインクして見せた。
胡桃「では携帯を貸して下さい」
胡桃は非通知の時間帯を見てみた。
(1つ前が12時。その前が8時。その前が前の晩の20時・・・)
胡桃「本当に周りの人は知らないんですね」
紅葉「はい」
胡桃(誰かが嘘をついている。恐らく・・・)
胡桃「しばらく僕達と一緒にいましょう」
そのまま4時間が経った。
「掛かってきませんね」
更に2時間が経った。
「まだ掛かってきませんね」
紅葉「ちょっとおトイレに」
紅葉が席を外した。
その3分後。
ぺこぺこぺぺんぺこぺこぺぺん。
希望の着信音が鳴った。
非通知だった。
隆史、胡桃(怪しい・・・)


つづく