Mahalitoのブログ

ミリヤの錬金術師をよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその88

あらすじ
性の無限連鎖を綾音によって止められたニャルラトホテプ

綾音「ふぅー手こずらせやがって」
ニャルの口から何か紙テープの様な物が出て来た。
パチっと取る。
「なんだこりゃ。(お願いします。見逃してください)だと?」
綾音はハァーとため息をついた。
「だめ!あんたみたいのが一番たちが悪いの!見逃してもまたやるんでしょ?ね?そうでしょ?」
また紙テープが出て来た。
「(希望、浩助、雪、楓、綾音・・・)」
なに?なにこれ?もしかして、、、
「今まであなたが歯牙に掛けて来た者の名前?」
皆知り合いだ。
「どういう選択なの?それを教えればあるいは」
「最初の選択は偶然です。あとは皆最後に思い描いた者」
「え!?それじゃあ私がもしやられてたら・・・」
その時はまた楓になってたのか。
「わかった。わかったから。今回だけは特別に見逃してあげる。でも2度近づいたら、分かってるわね」
ニャルは必至の笑顔で首を縦に2回振った。
そして今回の訳の分からない物語は闇から闇へと葬り去られた。

翌日。
楓のJINEに通知が入った。
綾音(ありがと)
楓「どうしたんだろ?」


つづく