Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬121(副題:二輪ツーリングへの一歩:新たな免許と友情の物語)

あらすじ
湾岸線からベイブリッジへと抜けて

ライディングを終えて、
京香と三郎の2人は京浜工業地帯の埠頭にいた。
三郎「京香さん、結構荒い運転も出来るんですね・・・」
京香「あー、あれはね。7割って所かな。最初のうちは2割」
三郎「2割・・・」
京香「本当に車の運転がうまい人はその実力の2割で走ると言われているのよ」
三郎「そうですか・・・」
京香「8割以上超えると事故の危険性があるからね」

京香「ところで三郎さん。三郎さんも二輪の免許取らない?」
三郎「二輪ですか。四輪なら持ってるんですが・・・」
京香「それなら話は早い。限定解除しましょう」
三郎「というと?」
京香「学科免除で実技だけで二輪取るのよ」
三郎「でも二輪持ってないし」
京香「私の持ってるNONKEYを安く譲るわ」
三郎「良いんですか?」
京香「ええ、そして2人でツーリングしましょ」

善は急げ。
2人はその足で最寄りの教習所に向かった。
「二輪MT自動車免許ありで、¥95200-か。安いわね」
「安すぎる?」
コスパは良いんだけどねぇ」
「安いに越したことはない。ここにします」
「近くのATMまで連れてってあげるね」


つづく