あらすじ
MSRで走る時
冬本番でキックの掛からないMSR。
チョークを引いて何回もキックすると掛かった。
でもチョークを戻すと直ぐに回転が下がるので、
チョークを引いたまま運転したら、
エンストしてしまった。
「やばいよ。こんな所からじゃ押して家に戻れないよ」
路側にMSRを駐めて何回もキックしてようやく再始動した。
「このボロ単車!次止まったらカウルにキックするからな!」
何とかOファクトリーまで辿り着いた。
店員「うーん。こりゃキャブ見てみないと分からない。しばらく預かりだな」
綾音「えー。どうやって帰ったら良いの?」
店員「まぁしばらく待ってて。仕事終わったら店の軽トラで家まで送ってあげるよ。それまでパソコンでも見てな」
綾音「パソコン見てても詰まらないから作業見せて下さいよ」
店員「いいよ」
そうすると店員はカウルを取り、プラグを取り外した。
「うわー真っ黒だ。キャブも多分油まみれだな」
店員は新しいプラグを取り付けた。
「今日はここまで。キャブは明日以降だ」
「じゃぁ家に送ってくれるんですね?」
「その前にホテルだ。ガオウ」
「やだぁ、そんな事したらお父さんも楓君も黙ってませんからね^-^」
「やだなぁ、ほんの冗談だよ」
「いいよ」
「え?」
「ホテルに行っても」
つづく