Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス冬71

あらすじ
その頃楓は

楓が久し振りにZX-4RRを走らせていると、
後ろからヤケにうるさい排気音がした。
マフラーを換えているようだった。
信号で止まると右に並んだ。
見てみると白のFD3S RX-7だった。
シグナルGPでは余裕で勝てそうだったが敢えて前に行かせた。
後ろも見たかったからだ。
だがそんな余裕はなかった。
予想よりその車は速かったのだ。
RX-7にぶっちぎられてしまった。
だが次の信号で何とか追いつけた。
「次は負けない」
次は良いスタートをした。
しかしFDが後ろから付いてくる。
そして右から追い越されてしまった。
「馬鹿な!こっちは400のSSだぞ!」
しばらく着いて行くと公園の前でハザードを出して駐まった。
楓も後ろにバイクを止めた。
運転席から出てきたのは、、、
(女だとぅ)
楓もヘルメットを脱ぐと、
「あら、以外に若い」
と、(こっちもその台詞だよ)と思った。
「ねぇ、これから良い事しない?」
(ドキッ)
「良い事って・・・?」
「私が貴方のマシンに乗って、貴方が私のマシンに乗って、速いほうが両方貰っちゃうの」
「自動車免許持ってません!」
「あら残念」


つづく

fd3s

lady in car