Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンスオータム9

前回の続き
温泉で卓球をした京香。その味が忘れられず。

(ここがオニオンボウルか)
京香はオニオンボウルの正面にやって来た。
説明せねばなるまい!

オニオンボウルとは、単独経営のボウリング場型多目的施設である。
一階には生花&スーパーマーケット。二階は駐車場。
三階にボウリング場やその他ゲーセンなどがあり、
ゲーセンの中にビリヤードや卓球台がある。
ちなみに屋上はミニ遊園地である。

京香はエレベータで三階に向かった。
エレベータを降りると右にそれらしき気配を感じたので右に向かった。
卓球台が二台あり、両方とも空いていた。
京香は近付いて、観察してみた。
(ふむ。悪くないわね。ネットの張り具合は、、、ちょっと締めたら大丈夫ね)
そうしていると、一見真面目風な高校生くらいの男子2人が近付いて来て、
「お姉さん、卓球やるんですか?良かったら相手になりますよ」
「おいお前、なれなれしいって。もうちょっと謙虚に・・・」

「あら?丁度此方も相手に困っていた所なのよ。でも、今日の私は、、、本気よ!!!」
京香の目元に新しい眼鏡が光った。

なんだかんだ済まして最初に声を掛けてきた男の子と京香が練習に入った。
男の子が軽くサーブをすると京香のスマッシュが光った。
0-1
2本目
0-2
3本目
0-3

「ちょっと!このお姉さんやばいって!俺帰る!」
もう1人の男の子は走って逃げた。
「あー!!!ずりぃ。俺も逃げ」
男子2人は逃げた。
「相手にならないわね^^」
京香は料金を支払って帰路についた。


つづく