あらすじ
銀行から帰った兄弟を妖怪が出迎える
隆史「な、なんだお前は何奴!?」
妖怪「わたしは座敷童。お前たちに幸運を運ぶ良い妖怪じゃ。よろしくな」
胡桃「そ!それで宝くじが!」
隆史。。〇(おい、どうする?退治しなくても良さそうだぞ)
胡桃。。〇(暫く泳がせとくか)
座敷童「宝くじが当たったそうじゃな」
胡桃「何でそれを!?」
座敷童「自分で言って置いて・・・まぁ良い。肩もみで許そう」
隆史「ははー。5分でも10分でもどうぞ」
隆史は早速肩を揉み始めた。
胡桃。。〇(ちょっと兄さん。妖怪に付け上がらせちゃダメです)
隆史。。〇(500万だぞ。逆らっちゃだめだ)
座敷童「500万当たったのか」
隆史「!!!!」
座敷童「わしは妖怪じゃ。お主たちの心の声を聴くなど造作もないこと。
時給1000円で何時間働いたら500万になるかのぅ」
2人「ははぁー。参りました座敷童先生」
座敷童「精進せよ。正に更なる幸運がやって来るのが見えるようじゃ」
肩もみは30分で終わった。
座敷童「風呂が沸いたようじゃの。入らせてもらうぞ」
2人「ごゆっくりー」
隆史「まずいぞ。取り殺されてしまうぞ」
胡桃「そんな大げさな。更なる幸運がやって来るって言ってるし。暫く泳がせとこう」
座敷童「聞こえてるぞー」
2人「ははー」
隆史「しばらくは言う事聞くしかないな」
胡桃「そうだね」
つづく