Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその73

あらすじ
銀行から帰った兄弟を妖怪が出迎える

隆史「な、なんだお前は何奴!?」
妖怪「わたしは座敷童。お前たちに幸運を運ぶ良い妖怪じゃ。よろしくな」
胡桃「そ!それで宝くじが!」
隆史。。〇(おい、どうする?退治しなくても良さそうだぞ)
胡桃。。〇(暫く泳がせとくか)
座敷童「宝くじが当たったそうじゃな」
胡桃「何でそれを!?」
座敷童「自分で言って置いて・・・まぁ良い。肩もみで許そう」
隆史「ははー。5分でも10分でもどうぞ」
隆史は早速肩を揉み始めた。
胡桃。。〇(ちょっと兄さん。妖怪に付け上がらせちゃダメです)
隆史。。〇(500万だぞ。逆らっちゃだめだ)
座敷童「500万当たったのか」
隆史「!!!!」
座敷童「わしは妖怪じゃ。お主たちの心の声を聴くなど造作もないこと。
時給1000円で何時間働いたら500万になるかのぅ」
2人「ははぁー。参りました座敷童先生」
座敷童「精進せよ。正に更なる幸運がやって来るのが見えるようじゃ」
肩もみは30分で終わった。
座敷童「風呂が沸いたようじゃの。入らせてもらうぞ」
2人「ごゆっくりー」
隆史「まずいぞ。取り殺されてしまうぞ」
胡桃「そんな大げさな。更なる幸運がやって来るって言ってるし。暫く泳がせとこう」
座敷童「聞こえてるぞー」
2人「ははー」
隆史「しばらくは言う事聞くしかないな」
胡桃「そうだね」


つづく