Mahalitoのブログ

ミリヤの錬金術師をよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその81

あらすじ
雪と一緒にタワマンを見に行くことになった胡桃

「ここです」
胡桃と雪は都内のあるタワマンに来ていた。
「うわー本当にタワマンじゃん」
胡桃はカードキーを入り口に当てた。
「ピ」
扉が開いた。
2人でエレベーターに乗ると、30秒程で10階に着いた。
「ここです。Aの部屋です」
胡桃は雪を招き入れた。
「家具も電気設備も付いてるのね」
「家財道具さえ入れればすぐにでも住めますよ。どうします?」
「月8万よね」
「そうです」
「実は麻雀部のたまり場にしようかと考えて」
「ほうほう」
「何人で住んでも構わないよね」
「あまり知らない人じゃなければ良いですよ」
「私と京香と希望と紅葉は最低限ね」
「4人ですか」
「1人2万で済むでしょ」
胡桃は考えた。
(2万なら払い渋りもなくいけそうかな)
「良いでしょう。鍵をどうぞ」
これで一億から月8万の家賃収入を得ることが出来る。

胡桃はアパートに帰って一連の話を隆史と座敷童に聞かせた。
座敷童「えー。タワマンに住めるんじゃないのか?」
隆史「あっちに乗り換えれば良いじゃん」
座敷童「お前らに憑いたの!」


つづく