あらすじ
寿司会議で今後の対策もばっちり！のつもり・・・
胡桃「結局琴美ちゃんに甘えちゃった」
隆史「もう当分寿司はいらん」
アパートへの帰り道、兄弟は歩いていた。
胡桃「で、残ったのが300円」
隆史「くじでも買うか？」
胡桃「そうだね。どうせあぶく銭だしね」
2人はアパート近くの宝くじ売り場で通し300円分のくじを買った。
隆史「控えとけよ」
胡桃「箪笥の裏に隠しとくよ」
2週間後
胡桃「コンビニで新聞買ってくる」
胡桃はそう言って出かけた。
隆史は待ち切れず宝くじを取り出した。
そうしている内に胡桃が帰ってきた。
「どれどれ」
「おおおおおお。当たってる」
組違い賞500万円だった。
「何買う？何買う？RX-7でも買うか？」
「いやいやシビックタイプRの方が」
「落ち着け何も車買うことはない」
「そうだね。なにが良いかな？」
「取り敢えず銀行に行こう」
2人は宝くじを大事に財布の中に入れてみずほ銀行に行った。
「おめでとうございます。ついては当銀行に口座をお作りになりませんか？」
「はい。分かりました。いるものを持ってきます。胡桃、ちょっと待ってて」
「分かった。早く帰ってきてよ」
30分後、隆史が銀行に戻って来た。
「では手続きをします。少々お待ちください」
「手続きが終わりました。3日ほどで通帳が出来上がります。連絡しますのでまたお越しください」
「わかりました。お願いします」
2人が部屋に帰ると、妖怪が部屋で待っていた。
「お帰りなさいませご主人様」
つづく
