Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその67

あらすじ
蹴りを受けて飛んでいく王蟲と、ちらつく琴美のミニスカート

「やったね、琴美ちゃん!」
胡桃は喜んだ。
「で、どっちの方に蹴ったの?」
「適当な方に。。。」
琴美が頭を掻きながら返した。
「そんな事もあろうかとスマホがある」
そう隆史は言うと、スマホで探知してみる。
(あれ?ここは?この世界じゃない!?)
「いやー。琴美ちゃんのキック力が凄すぎて異世界に行っちゃったみたいだ」
「え?また南極とかに行っちゃったの?」
綾音がおろおろしながら尋ねた。
「南極はまだ遠いって言っても地球でしょ?異世界なんだ」
隆史が正論を吐く。
異世界でも良いじゃん。元々異世界から来たんだし」
琴美が逆襲する。
「うーん。でも責任がねぇ・・・」
「そんなに世界の事が大事なら自分たちで行って!行こ。綾音」
(綾音ちゃんまで連れてっちゃうのか・・・男2人じゃ寂しい)
胡桃はそんな事を思ったらしい。
しかし、
隆史「今お前が思ったことは大体想像がつく。でも元々俺たち2人でやって来たじゃないか」
胡桃「そうだね。2人で追いかけるか」
その頃琴美と綾音は、
綾音「良いの?2人に任せて」
琴美「大丈夫だって、あの2人強いんだから」
綾音「それなら良いんだけど・・・」


つづく