あらすじ
蹴りを受けて飛んでいく王蟲と、ちらつく琴美のミニスカート
「やったね、琴美ちゃん!」
胡桃は喜んだ。
「で、どっちの方に蹴ったの?」
「適当な方に。。。」
琴美が頭を掻きながら返した。
「そんな事もあろうかとスマホがある」
そう隆史は言うと、スマホで探知してみる。
(あれ?ここは?この世界じゃない!?)
「いやー。琴美ちゃんのキック力が凄すぎて異世界に行っちゃったみたいだ」
「え?また南極とかに行っちゃったの?」
綾音がおろおろしながら尋ねた。
「南極はまだ遠いって言っても地球でしょ?異世界なんだ」
隆史が正論を吐く。
「異世界でも良いじゃん。元々異世界から来たんだし」
琴美が逆襲する。
「うーん。でも責任がねぇ・・・」
「そんなに世界の事が大事なら自分たちで行って!行こ。綾音」
(綾音ちゃんまで連れてっちゃうのか・・・男2人じゃ寂しい)
胡桃はそんな事を思ったらしい。
しかし、
隆史「今お前が思ったことは大体想像がつく。でも元々俺たち2人でやって来たじゃないか」
胡桃「そうだね。2人で追いかけるか」
その頃琴美と綾音は、
綾音「良いの?2人に任せて」
琴美「大丈夫だって、あの2人強いんだから」
綾音「それなら良いんだけど・・・」
つづく