あらすじ
隆史から一本の電話。玉藻に騙されたと
「もしもし。胡桃来てくれ。玉藻に一杯食わされた」
「来てくれって、どこに?」
「王子ホテルだ。それと服飾一式持って来てくれ」
可笑しな頼みだと思ったがホテルに着いてフロントに問い合わせてみたら、
「304号室の隆史様ですね。お繋ぎします。少々お待ちを」
そして行ってみた。
「入ってくれ」
入ってみるとバスローブを着た隆史がいた。
「シャワーしてる間に玉藻の奴に服装全部下着まで盗まれた。やはり奴は許せん」
「鼻の下伸ばしてるからそんな事に成るんだよ。ほら、持ってきた服飾一式」
隆史は着替えてそのまま帰宅する事に成った。
その頃・・・
玉藻「ききき。。。隆史の奴ざまぁないわ」
隆史の服を全部持って帰った玉藻は、
なぜかそれらを洗濯し始め、
乾燥機にまで掛けた。
それが終わるとアイロン掛けまでした。
「これを何食わぬ顔で返してやる。ききき」
服を紙袋に詰め、作業は終わった。
翌日、玉藻はまた大学に来た。
勿論それを追って陰陽師兄弟も来ていた。
隆史「玉藻!昨夜はよくも!」
玉藻「会えると思ってたダーリン!はい、服を洗ってアイロン掛けておいたわよ。じゃまたね!」
周りにいた学生が皆振り向く。
隆史「・・・」
どうにもこの女狐には勝てないようだ。
つづく