あらすじ
雪の圧勝
こうして東京都大学「麻雀研究会」は「麻雀部」に昇格した。
部員も外部を含め4人になった。
その数日後、全自動麻雀卓が部室に姿を現した。
「さすがに新品はくれなかったようね」
と京香。
「それでもちゃんと使える物みたいだし良いんじゃ無い？」
と一也。
「これで晴れて4麻が出来るね」
と浩助。
「全自動卓でも容赦はしないわよ」
と雪。
取り敢えずセットが済んで浩助が肝心な事に気付いた。
「あれ？牌が足らない」
「どういうこと？」
「全自動卓はプレイ中の牌ともう1セット要るんだよ、かき混ぜる方が」
「どうしよう。買いに行こうか」
「じゃぁ今から皆でおもちゃ屋さんまで行きましょうか」
（3人「賛成ー！」）
もう1色がよくもあった物だ。取り敢えずセットは済んだ。
「よし！打ち始めだ！トップが王様、3位と4位が罰ゲームの王様ゲームで！！」
と浩助が高らかに宣言した。
もちろんトップが雪。3位が浩助、4位が京香になった。
（3人（なんでこの子全自動卓でも強いの？））
「じゃぁ浩助と京香は明日デートです」
つづく
