あらすじ
玉藻とお菊のうちお菊を倒した師匠
師匠に倒されたお菊は命を取り戻し人間の町娘に戻った。
「あたい、もう悲しまないで良いの？」
「そうだ。お前はもう自由だ。失った青春を謳歌するがいい」
そこに若い男を2人抱えた玉藻が戻って来た。
「お菊！お前人間に戻ったのか？」
「御免玉藻。この陰陽師の師匠が私の呪いを解いてくれた。私はもうこの人の物」
そう言って師匠の腕に自分の腕を絡めた。
「おいおい困るのぅ」
そう言いながらも若い娘に言い寄られて満更でもない気分だ。
「そして玉藻！お前もじゃ。妖気を祓って只の娘にしてやる」
師匠は右腕を玉藻に向け、
「陽雷」と唱えた。
右手の先から真っ直ぐに雷が玉藻へと飛んだ。
雷が玉藻に5回当たり39のダメージ。
雷が玉藻の脳のシナプスをぶち切り、玉藻は記憶が消えた。
「わたしだれ？ここはどこ？」
そこを師匠が距離を詰める。
師匠は玉藻の襟首を掴み押し倒した。
師匠の右腕が玉藻の胸を押し付け、
丁度袈裟固めの体制になった。
「むぎゅう。苦しい」
つづく
