Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス10

前回のつづき
仁美のパスケースを拾った一也。
それをみたOL風の様子は?


(さて、どうした物かしら)
聡子は思った。

(どうも免許証を警察に届けるつもりはないようね)
(でも、、、この子。。。ど真ん中なのよねぇぇ!!!)


聡子は思いきって、
「もしもし!そこの男子君」
と後ろから声を掛けた。

「え?俺のことですか?」
「そうそう、君よ」
「何でしょう」
(仁美さんかと思ったけど、、、残念。でも可愛いな)

浮気な男である。

「その免許証、仁美のでしょ?」
「え?なんで?あ、お知り合いですか?」
「ピンポーン、ご名答。仁美は私の友達なのよ」
「もしかして、免許証お探しでしたか?」
「分かってるわね。ちょっとこっちに来てくれる?」
「え?どこに?」
(ここで怪しまれるとやばいわね)
「仁美が待ってるの。一緒に来て」


つづく