Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその14

あらすじ
そして玉藻の夜がやって来た

玉藻はきつねうどんを残さず食べると、
器をキッチンで洗い、
タオルで拭いた。
そして玄関の扉を開けて前に置いておいた。
「寝るか」
ベッドに潜り込み、
薄い掛布団の中に入った。
身体が疼く。
「男どもと遊びすぎたかな?」
「ん・・・」
「あん・・・」

そして夜は更けていった。

翌朝。
「やだ、パンツ履き替えなきゃ・・・」
朝シャンをして下着から着替えた。
そして下着とパジャマを洗濯機に入れ、
ボタンを押した。
それから着物を着た。
誰かが言っていた。
「玉藻さー。何でいつも着物着てるの?」
(まだ洋服着たことないから化けられない)
とは言えず、
「何となくー」
と言っていた。


つづく

洋服で化けようとするとこうなる