Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス4

「ガチャ」
風呂の扉が開いたようだ。


彼女が風呂から上がってきた。白いバスローブを着ている。
湯煙を上げてとても美しかった。

「どうするの?あなたも入るでしょ?」
「あ、ああ。入る。入るよ」


浩助は押される様にバスルームに入り、服を脱ぎ出した。
「ガチャ」
扉が開いた。
「ふーん」
「な、何?」
「結構良い身体してるのね。胸毛まで生えちゃって」
「ちょちょっと。脱ぎにくいから出て」
「可愛い!」

 

何なんだ一体。今日は完全に彼女にペースを握られている。
まあホテルに入った時点でそれは決まりか。


浩助は時間が勿体ないのでサッサと身体を洗い髪を洗い流した。
「さて、後は・・・これだ」
彼女とお揃いのバスローブ。


着て風呂を出ると彼女はTVを点けていた。
「見てこれ。エロくない??」
画面を見ると安っぽいAVが流れていた。正直見飽きている。
でも彼女と観るのは初めてなので。?彼女?
そう言えば彼女の名前を知らない。
「君、名前は?」
「人に名前を聞く前にまず自分から名乗りなさいよ」
「そ、それは失礼。浩助だ」
「私は雪」
「で、このホテルに僕を連れ込んだ目的は?」
「目的?おかしい!こんな所に来る目的は1つでしょ?」


そう言うと雪は浩助に強烈な口付けをかましてきた。

 


つづく