Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス

どうしてこんな事になったんだろう。
僕は浩助。しがない学生だ。
ここは場末のホテル。バスルームにはほぼ同い年かそれより若い位の女子が入っている。

「ふふふーんふーふー」
鼻歌が聞こえる。彼女はご機嫌らしい。
.
..
...
....
出会いは1時間ほど遡る。
僕は駅で寮に帰る方向のバスに乗り込んだ。
その5分後、彼女が乗り込んできた。
黒髪を三つ編みにして丸い眼鏡を掛けた一見地味な女子だった。


一瞬目が合った。彼女はちらりと此方を見たと思ったら浩助の乗った席を通り過ぎて後ろに乗り込んだ。
そのままバスは出発した。車内には彼らの他に老人が2人乗り込んでいるだけだった。


老人が1人、また1人と降りていった。降りるバス停が近付いてきた。降車ベルを押そうと思ったその時、
「ピコーン」
彼女だ。

 

そしてその後は色々あって、気付いたらこうなっていた。
(なる??)


つづく