レベルを上げた2人
最初の地でのレベラーゲをほぼ終えたテオとミユは、
旅立つことにした。
「取り敢えずこのテントから離れてみよう。ダメなら戻れば良いさ」
そして歩くこと2時間。
ようやく村が見えて来た。
「見て!テオ。村よ。人も住んでそうね」
どうやら平和な村に着いたようだ。
村に入ろうとすると、
「あら?見慣れない顔ね。よそ者?」
と明らかな不信感を持たれた。
まあそんなもんだろう。
魔物の多いこの世の中で、
人間として見られているだけでましな方だ。
レベラーゲでお金も貯まったので、
必要なアイテムを2人分買って於いた。
それと武器が欲しかった。
2人ともこん棒しか持ってなかったので、
なけなしの金で銀のナイフと鉄のやりを買った。
それぞれ装備する。
「この後どうする?少しお金余ったけど」
「地図を買っておきましょう。後々役に立つわよ」
この辺の地図をそれぞれ買って於いた。
「さぁ次の冒険だ」
つづく
