Mahalitoのブログ

ミリヤの錬金術師をよろしくお願いします

もののけ王10

ミユの口から生まれた子

テオ「この子、多分僕たちの子なんだろうけど」
ミユ「そうねぇ。私達以外にいなさそうねぇ」
夢魔を除いて。
赤ちゃん「俺の事はジョンって言っとけばいいぜ」
自分の名を自分でつける赤ちゃん。
テオ「取り敢えず、君はこの村の保育園にでも預けて来るよ」
ミユ「そうねぇ。戦闘に連れて行くわけにはいかない物ねぇ」
ところがジョンは、
「ダメだ。俺も連れていけ。足手まといにはならないから」
顔を見合わせるテオとミユ。
テオ「ダメだよ。君に何かあったら」
ミユ「そうよ。赤ちゃんは赤ちゃんらしく」
ジョン「ファイア!」
テオの背後にあった木が激しく燃えた。
ジョン「回復魔法も使えるぜ。産まれながらの賢者だ」
顔を見合わせるテオとミユ。
結局強さを見込んで連れていくことにした。
ジョン「但しまだ脚は立ってないからおんぶヨロ、ミユ」
兎に角今は、
村に帰って宿に泊まる事にした。
宿屋で一部屋借りて、
ベッドを2つ、
ベビーベッド1つの部屋を選んだ。
「おやすみ」
翌朝。
「よーし出発だ!」


つづく

魔女2