Mahalitoのブログ

少女ロマンス・スプリングをよろしくお願いします

少女ロマンス・スプリングその125

あらすじ
対海坊主戦について対策を練った琴美

アジトにて。
琴美「相手は海の物だから、東京湾からやって来ると思うの」
琴美は東京の地図を示して言った。
「相手がこの場所に来たら、まず結界を張る」
「その後どうするの?」
「綾音のパソコンで正信偈を鳴らす」
「ふむ、それで?」
「嫌がって逃げる方向に追い込んで、多摩丘陵まで誘い出す」
「ふむふむ。それで山の方に追い込むんだね」
「そう。その後はいつものコンボよ」
「あとどれ位で来るの?」
「私の予言では3日となってる。多少の誤差はあるけどね」
琴美は疲れたように肩をすくめた。
「さて、今日は家に帰ってゆっくりしましょう」
一行は解散した。
琴美は家に帰ってシャワーを浴びた。
「はー。いつまでこんな日々が続くのかなぁ。早く卒業したいなぁ」
琴美はまだ進路を決めかねていた。
成績優秀な琴美なら大学に合格するのは簡単でも、
学費を捻出するのが大変だった。
「やっぱり就職かなぁ」
翌日、
学校の進路指導室に寄った。
良い企業の案内が来ていないか見に行ったのだ。
そこで一軒の募集が目についた。
「帝都ソフトウェア。。。ここで良いか」


つづく