晩夏の夕べ
アリアとフィオレは近くの綺麗な川で遊んでいた。
水着とかは持っていなかったので、
膝まで水に浸かりながら遊んだ。
フィオレ「アリア!蟹がいるよ!」
アリア「どれどれ。モズクガニだね」
陸に上がって2人でポップコーンを食べていたら、
傍に真鯉が近寄って来た。
アリア「手を叩いてごらん」
フィオレがパンパンと手を叩くと、
鯉がますます近寄って来て餌を求めた。
2人で残ったポップコーンを半分にして、
鯉に与えた。
そして暫く休んでいると、
フィオレが何かに気付いた。
フィオレ「アリア、あの緑色の人何?」
アリア「え?緑色?」
見るとそこには全身が緑色で、
頭の上に皿を乗せた人が釣竿を持っていた。
。。〇(河童?かな?)
しかし現実的ではないし、
おかしな人と思われたくないので、
アリア「フィオレ、何も見なかったことにしなさい。良いね」
フィオレ「わかった」
そうして帰路に就いた。
つづく
